英語エッセイを書く事は難しいの?
「エッセイを書いて金曜日までに提出してください。」
そう最初に言われた時の絶望感は計り知れませんでした。
実際、一番最初に書いたエッセイはボロボロで、読んでもらうのが恥ずかしいくらいのものだった記憶があります。
しかし、エッセイの良し悪しは才能で決まる訳ではない事がわかった時からは
「エッセイって意外と知識がいる訳じゃないんだな。」と言う事がわかりました。
そこで今回は、そこまで英語力に自信が無い人でもエッセイをオリジナリティー溢れるものに出来るようになる第一歩として、語彙力、文章力、そして表現力の活かし方をご紹介します!
語彙力を伸ばすためのSynonym
いや〜私語彙力なくて!と、言っている友人を沢山見てきました。
実際にないのでしょう。でもそれは私も同じだったのでエッセイを書く時にはいつもバリエーションが広げられなくて困り果てていました。
しかし、ものすごーくシンプルかつ強力な方法があります。
それはSynonymsを理解し、使いこなす事です。
Synonymとは『同じか、それと近い意味を持つ単語や表現』のことです。
英語には沢山の表現方法があります。
例えば、
understand(理解する)
と言う単語だけでも
realize, grasp, know, recognize…等の似たような言葉があります。
そう、同じような表現を使いたいなと思った時には、Synonymを使えば
「え、意外と語彙力あるやん。」
と言う風に見せられるのです。
今はOffice Wordで単語をドラッグして右クリックをすればすぐにSynonymが出てきます。
この機能を使って少しずつ新しい表現を覚えていきましょう。
文章力をつけるためのParaphrase
そもそも文章に書き方なんてあるの?そんな風に思ったことはありませんか?
確かにその人が思った事を書いていくだけである程度言いたい事は言えます。しかし、読み手がそれをどう受け取るのかは、筆者が上手く文章を書けているのかによります。
ここで大事な事、それは『言い換え』の技術です。
英語ではParaphrase(パラフレーズ)と言います。
Paraphraseとは、『ある文章を自分の言葉で言い換える』ことを言います。
例を挙げてみると、
元の文 There are many people in Tokyo, the biggest city in Japan.
言い換え Tokyo, one of the most large cities in Japan, has tremendous population.
と、言うように伝えたい事が一緒でも、違う言い方をする事によって文章自体に変化を持たせられるようになります。
何かの資料を参考にする際にも重要なスキルになってくるので、意識して使えるようになる事をお勧めします。
表現力を養うための形容詞
「え、表現力って頭の良い人が考える事やん。」
と考える人もいるかもしれません。
でも、意外とちょつとした事で”少し良い感じの表現”にする事は出来ます。
コツは、『ダイナミックにする事』=形容詞を多用する事です。
Educationについての文章を例にしてみます。
元の文 Education in Singapore is very popular in the world.
形容詞の文 Sophisticated and Organized education in Singapore is very attractive for people from all over the world.
このように、主語のEducationに二つの新しい形容詞、そしてpopularではなくattractiveを使って、文章全体に壮大な印象を持たせてみました。こうやって形容詞を多用していくだけで、なんとなく良い感じの文章に近づいたのを感じませんか?
こうして表現力を見せていけば、自ずとシンプル過ぎる文章からオサラバ出来ます!
まとめ
今回は、
語彙力を伸ばすためのSynonym
文章力をつけるためのParaphrase
表現力を養うための形容詞
をご紹介しました。
これらを組み合わせる事で、英語力に自信が無い人でも少しエッセイを書くのが上手になるはずです!あとは少しずつ鍛えて慣れていきましょう!
では。
参考資料
Gahan, Courtney. “How to Paraphrase in 5 Easy Steps: Tips and Examples.” Scribbr, 15 Oct. 2020, www.scribbr.com/citing-sources/how-to-paraphrase/.
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