寮生活をする事によるメリットって?
留学するメリットの一つは「教育に対する意識の高さが身に付く環境にを置ける事」であると言えます。
その一番の要素が「学生寮」の存在です。
ほとんどの大学には隣接した学生寮が建てられている事が多く、その中で生活していくと勉強に没頭できる環境にある事がわかります。
そこで今回は元アメリカの大学に留学もした事がある私自身の体験や友人の話も踏まえて、アメリカに留学した場合の寮生活のメリットの具体例を3つご紹介したいと思います!
他の学生がそこら中で勉強している
大学の敷地内で生活しているという事は、同じく勉学に励む友人が常に周りにいるという事です。
モチベーションの維持
大学生活で最も難しいとされている事の一つにモチベーションの維持があります。
当たり前ですが、留学当初は留学生活そのものに追われてしまって中々勉強に集中するという事が出来ない事が多いです。しかし、周りの学生達や現地アメリカ人学生の友人との交流を身近に感じられる事で安心感が生まれ、ストレスも軽減し、その結果として勉強に集中出来ます。
学習習慣の改善
そして周りの友人たちは寮のロビーや近くの学校施設で夜遅く(場合によっては夜中の3時など)まで課題をしている光景その環境が常にある事で、自分が『学習をする事』が特別な事ではなくなります。
そのような環境に身を置く事が出来るのは、留学の寮生活の大きな利点であると言える事は実体験からも間違いないと思います。
教授や学校施設へのアクセスが良い
寮生活での良い点の2つめは、教授や学校スタッフ、学校施設への距離が近い事にあると思います。
オフィスへの訪問
留学中は勉強についていけない!と感じる時が何度が訪れます。それはその人の英語力がネイティブの人に及ばないからというのが理由であるのは勿論、授業中に話されている内容への理解が中々難しいからでしょう。それは他言語で専門的な内容を勉強するのですから、当然そういう状況は発生します。しかし、学校施設の近くに住んでいれば一旦部屋に戻って資料を整理してからすぐに教授のオフィスにお邪魔して質問をする事が可能です。近いからこその利点と言えます。
面倒な手続きのスムーズさ
そして、留学生はビザの更新や学費の支払い、アクティビティへの参加など、書類を提出する為に学校内の留学生担当オフィスに行かなくてはならなかったり、その他の授業登録の為にビジネスオフィスと呼ばれるような場所に行かされたりと面倒な作業が多いです。ですがこれらの面倒な作業もそもそも大学内に住んでいれば授業の合間などの時間を有効活用してササっと済ませる事が可能です。
これらは学校のすぐそばに住んでいる事だからこそのメリットですよね。
安全性か非常に高い
留学中の安全。これは多くの人が心配する事です。これも寮生活であればすぐ解決!
レジデンスダイレクターとアシスタントの存在
寮生活をしている生徒の最も頼りになる存在として、Residence Director と Residence Assistant がいます。
Residence Director (RD)とは日本語でいうところの「寮長」のような存在で、学校によって雇われているスタッフのことです。困った事があったり寮内でトラブルが発生した場合はこの人が最終的に判断し、学校側に報告をします。
Residence Assistant (RA)とは生徒の中から選ばれた、他の生徒の寮生活をサポートしてくれる立場の人の事です。給料が学校側から支給され、他の生徒が何かのトラブルに巻き込まれていないかを常に見ていたり、学校側からの連絡事項を伝えてくれたり、イベントを企画したり、、、生徒にとっては最も身近な友人でもあるRAが常に寮生の生活をサポートしてくれます。
身近な困った事があれば、RAにすぐに聞けるので安心ですね。
キャンパスセキュリティーの存在
Campus Security(キャンパスセキュリティー)とは、大学内に常駐している警備員のことを指します。
「あれ?警察じゃないの?」と思う方もいらっしゃるかと思いますが、アメリカにも勿論警察はいます。しかし大抵のアメリカ大学には大学専用の警備員が24時間体制で学内の施設を見回っていて、何かのトラブルが発生した場合にはすぐに駆けつけて生徒を助けてくれます。
寮に入るための鍵をなくしたというような小さなことから、近くて銃の発砲があったといったような事まで、初期対応の全てを担ってくれる存在がすぐ近くにいるというのは、異国の地で生活する留学生にとっては心強い味方ですよね。
まとめ
さて、ここまでアメリカでの寮生活でのメリットを色々ご紹介しました。
寮生活では留学生を支え、守ってくれる味方にアクセスしやすいという点に置いて、一人暮らしよりもより良いメリットがあると言えますね。
もしも留学を考えている方がいれば、住む場所として寮の存在も考えてみてくださいね!
では。
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