【資金調達】農業の完全自動化へ。収穫ロボット開発AGRISTの未来

イノベーション&資金調達

【農業の完全自動化の先駆者となるか。農業用収穫ロボットを開発するAGRIST(アグリスト)が世界進出を視野に入れて資金調達。】

もしもスーパーに売ってる野菜や果物が全て『ロボットによってボタン1つで作られています。』と言われたら、信じますか?

まだまだ遠い未来の事だと思うけど、自分が生きている間にそんな未来が来るかもしれないと思うとワクワクします。それと同時に、不安も感じます。

ですが実際にそんな可能性を感じさせてくれる企業が存在しているのを知って少し想像しているよりその未来が近くなってきた気がします。今回はそのワクワクを提供してくれるかもしれない企業「AGRIST(アグリスト)」について少しご紹介していきたいと思います。

 

農業用収穫ロボットを開発するAGRIST(アグリスト)

宮崎県のある町から、世界に進出しようと息巻いている企業が存在します。

その名は【AGRIST(アグリスト)】。名前からして農業の匂いがプンプンしますが、この企業が現在開発している農業用ロボットが凄い。

AGRISTが現在開発しているロボットの目標は1台で「10アール(1000平方メートル)」あたりの年間収穫量の20%を自動で収穫し、農家の人々の利益率の向上をサポートする事だそうです。

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初めから100%の自動化を目標としていると言っていないところが、何とも現実的で素晴らしい。多くのカッコつけだけのビジネスは、本当に今達成すべきことの順序をすっ飛ばして大き過ぎる目標を掲げている場合があるからです。まずは一つ一つのステップをクリアしていってくれることこそが、「農業完全自動化」という未来を予感させてくれるのです。

 

資金調達の目標:最高品質のロボットでの世界進出を目標に

今回の資金調達の目的はロボットの生産台数を増やしていくことです。

まずは30台。そして来年は200台。次は600台、そして3000台と徐々に大きくしていく事が目標になっています。

農業世代の高齢化の深刻さは日本だけでなく世界基準の課題になってくる事が予想されています。生産能力が歳を取るにつれて下がってしまうのにも関わらず、若い世代が次の時代の農業を背負って立つと考えている場合は非常に稀になってきていますので、早急な農業のIT化は急務となっているのはある意味必然と言えるのかもしれません。

この流れは日本のように高度経済成長を経験し高齢化が進み、人口が減ってくるであろう国々には必須の発明と言えることもあるので、もしも現在の目標「20%の自動収穫」だけでも確実に実現出来るような体制が整えられたら、世界に取っての救いの技術になってくれると予想しても過言ではないでしょう。

現在のテクノロジー主体の社会がクラウドや5Gといったちょっとかっこいいキーワードに乗せられているのは否めませんが、一次産業の作業効率が大幅に改善されれば、人々はより自分らしく生きる機会を増やす事が出来るかもしれません。

 

では。

 

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