【起業とは】という疑問を解消!メリットとデメリットをわかりやすく解説

起業

【起業とは】という疑問を解消!メリットとデメリットをわかりやすく解説

明日から会社に行きたくない。

そう考えた事って一度はありますよね。そんな方は一度自分の欲求に素直になって生き方を考え直してみるのはアリだと思います。今なら「起業」して自由にそれなりに稼いで生きていくって選択肢もあるし、他にも方法は沢山。その中でも今回は

 

まず起業って何?」「起業したらどうなるの?」「リスクはなんなの?」

 

そんな素朴な疑問を解決するために、起業についてのメリットやデメリットをシンプルに詳しく解説、説明します。

 

起業とは【自分の責任で、自分で事業を始めて生計を立てること】

起業というのは、一言で言えば「自分で事業を始める」事です。

もう少し正確に言うと、起業とは【自分の責任で、自分で事業を始めて生計を立てること】になります。

 

そう聞くと凄くハードルが高いと感じる方も多いかと思いますが、事業を始めると言ってもそんなに大きなプロジェクトを立ち上げる事を目指している訳でなければ、意外と手軽に出来ます。

以下に今までの経験を生かした起業の例を載せておきます。

例】

・プログラマーとして働いていたという経験があるので、プログラマーとして独立する。
・塗装屋さんとして3年サラリーマンをしていたので、自分で塗装屋を始める。
・これまで経理の事務職をしていたので、小規模な会社の経理を請け負う仕事を始める。
・居酒屋でバイトを2年やっていた経験を生かして、オリジナルの居酒屋を開業する。

 

上記の例は全て「起業」に当てはまります。これを見ればわかるように、別に

 

「スティーブ・ジョブスのようにApple社を立ち上げて世界を変えてください」

 

と言われている訳ではありません。そんな人は本当に一握りなので、普通の人はこれまでの自分の経験を少し生かせるような分野で、自分でもこなせる程度の仕事から無理のない範囲で始めます

無論、これにはメリットとデメリットが隣り合っていますので、今度はそこを詳しく解説します。

 

起業「リスクあります」 メリットとデメリットを解説します

 

「起業にはリスクがある。」

 

こんな言葉を言う人が周りにも多くいらっしゃるかと思いますので、ここでは「起業をした時の良い点は具体的になんなのか」「起業に関する本当のリスクはどのくらいになるのか」の話をメリットとデメリットに分けて見ていこうと思います。

 

起業のメリット 【好きな人と好きな時に好きな場所で】

起業することのメリットは様々なものがあります。
結論だけ言うと、【好きな場所で好きな時に好きな人と仕事が出来て、収入も自分次第で大きく出来る】事です。
でもこれだけ言われてもわかりづらいですよね。そこで今回は
①時間割が自由
②自分が代表
③給与は自分で決める
の3つに絞って順番に解説して行こうと思います。
①時間割が自由に決められます。【働き方は自分で決められます】

まず一番初めに思いつく”起業することのメリット”と言えば【働く時間を自分で決めることが出来る】点であると言えるでしょう。何故、時間を決める事がメリットになるのかは、少し考えればわかります。

例えば会社から「朝何時に起きて仕事をするのも、何時にお客さんに会うのかも、そもそもその日に仕事をするのかも、全てを自由に決めて良いですよ。」と言われたら、どう思いますか?まず義務感が無くなるのでストレスが減りますよね。それにいつでも自分の都合で休んで良いのだから、「10日間で一気に仕事を終わらせてからその後に4日間休む。」なんて言う凄く柔軟なスケジュール調整が出来る様になります。その結果、これまで諦めていた趣味の時間もゆっくり作る事も可能ですよね。

と言うように、時間を自分で操る事が出来ると言うのは起業する上で大きな魅力の一つと言えるでしょう

 

 

②自分が代表で一番立場が上です。【変に気を遣い過ぎるのはやめられます】

次の起業のメリットとして挙げられるのは【自分が一番立場が上であるが故に、気を使う人が減る】事でしょう。あなたがこれまで気を使っていた人とは誰でしょう?…え?お客さん?いやいや違います。それは「社内の上司です。」

「el君、ここちょっとミスしてるからちゃんとやり直しといて。」ー「はい!わかりました!すいません。」こんな風な会話を上司とした事がありませんか?これはどこの会社でも起こりうる優しいケースですが、中にはもっと嫌味な言い方しか出来ない人も存在します。しかしながら相手は上司。あまり強く出ると後が怖いかも…。なんて悩むことは、自分で起業をしたらほぼなくなります。それは、会社で誰かを雇うにしても立場はあなたの方が上ですし、個人で事業をしている人はそもそも自分しかいないので気の使い様がありません。お客さんは?と思う方がいらっしゃるかもしれませんが、どの業種を選んでもお客様には割り切って丁寧にするのはあまり変わらないはずです。味方であるはずの他の社員さんに気を使いまくるのは出来れば避けたいですよね。

起業することによって自分の立場が少し変わるので、気を遣って疲れる機会が減るのは、思った以上に快適なことです。

 

 

③給与は自分で決められます。【自分の価値は自分で決めれます】

そして最後に、【自分が受け取る給与は自分で決める】事が出来ます。これは自分自身の労働価値を自分で決める事が出来ると同義だと思っています。

普通にサラリーマンをしている場合は「月給22万」みたいな感じで貰える給与は会社が決めています。これを時給換算すると「時給1100円〜1250円」くらい。そして税引き後は恐らく「時給980円〜1100円」と思っても良いでしょう。これが高いか低いか?と言うのは置いておいて【会社側はあなたの労働価値がその程度である。】と思って雇っている訳です。これが会社というものです。でも、自分で起業した場合は自分で稼いだ分の中から、自分でどのくらい受け取るかを決められるようになります。つまり、【自分で自分の労働価値を決められる】ようになります。

補足すると、【会社の経費として使う事が出来るお金】も代表者は決められて、支払う税金を減額していく事が可能になるので「お金」に関するメリットは税制面にも効いてきます。今回はこれに関する詳しい説明は省略します。このように「自分で給与を決めて良い。」その魅力は自分で稼いできた人だけに与えられる特権とも言えますね。

 

※起業する業界に寄って年収は異なります。今ではWeb系の独立・フリーランスに需要があります。

【2021年】フリーランスの平均年収は?年収1000万円を目指す方法を解説!

 

起業のメリットまとめ

起業することのメリット、それは

①働き方は自分で決められます

②気を遣い過ぎるのはやめられます

③自分の価値は自分で決めれます

この3つが主なものとなります。抽象的なものも多いかと思いますが、追加で挙げるのであれば「生産性を上げる方法を思いつく」「精神的に成長する」「周りからの評価が変わる」「会計を通して数字の力を知る」「お金持ちのお金の使い方を知る」「営業能力向上」「スキルの昇華」等々の他のことが次々に出てきます。

 

今度は、デメリットもみていきましょう。

 

起業のデメリット 【基本的に不安は付き纏う】

起業するメリットの事が少しわかったと思いますので、今度はその反対に負う必要があるリスク、デメリットについて解説していきたいと思います。デメリットとして挙げられるのは
【後ろ盾や元々の人脈が薄くなり、安定収入は入らない可能性もある】事です。
聞けば聞くほど耳が痛くなる。。。と思っても、リスクを理解しておけばいざ起業する時の覚悟する時に役立ちますので、重要なデメリット3つを解説します。
①後ろ盾(信頼)がなくなる。
②人脈がリセット。
③働かないと給与無し。
の3つが主なリスクになります。それでは詳しくみてみましょう。
①後ろ盾がなくなります。

デメリットの一つ目として挙げられるのは【「会社」というブランドが無くなり、信頼が無くなる事】です。これはそこそこ名の知れた企業に務めていた方が一番感じるかもしれません。

実際にビジネスをする人のほとんどは【その人の実績】によって仕事を依頼するかどうかを判断しますので、ゼロからスタートした起業の場合の一番の試練はここにあると言っても過言ではないでしょう。例えば「これまでは世間に名の知れた「〇〇商事」に勤めていたので比較的簡単に取れていた案件が、起業してからは全然契約にならない。」このように、これまで取れていたような仕事が取れなくなるというのは往々にして起こり得ます。

そんな風に厳しい状況に置かれながらも、身を削って粘り強く営業が出来るのか?その問いにYESと答えられる人は起業について真剣に考え始めても良いと言えるでしょう。

 

 

②人脈がリセットされてしまいます。

次のデメリットは、【これまで仕事で付き合っていた人との関係が希薄になっていく可能性が非常に高い】事です。

勿論、元々務めていた会社の方と相当仲が良くなって「独立してからも仕事回すからお願いね」という場合もあり得ますし、相手が独立に協力的であるなら関係は持続します。

しかし、自分のいる企業から退社してしまった人に対して常に優しいわけではありません。相手の会社が一番に守るべきものは自社の社員であり、これから退社して独立する人がピンチの時に救ってくれたりはしません。そうなった場合は自分で覚悟を決めて、それまでの人脈が無いものと考えて新しい取引先を探す必要が出てきます。逆に言えば「しがらみに縛られる必要がない」「選択の自由」があるとも言えますが、やはりこれまで培ってきた関係性に頼れないのは大きなデメリットであると言えます。

起業後も前の関係に頼るだけ頼るのではなく、新たな出会いを求めて動き続けられる人が、起業をしていくための条件の一つと言えそうですね。

 

 

③自分で働かないと給与が出ません。

これが起業の大きなデメリットの3つ目ですが、【基本的には自分が頑張らないと給与がありません】

これは言われれば当然のことですが実際の場合に置き換えると恐ろしいことです。例えば今サラリーマンのあなたが、来月から会社を辞めるとします。そうすると、再来月には給料は入ってきません。それでもあなたが生活を続けていくにはいくつかの固定費(水道光熱費、食費、税金、雑費、家賃等)が存在するので、元々貯金していたお金はどんどんすり減っていきます。そう考えると、会社を辞めた翌日から自分が始める事業のためにパッパと動かなければそのうち生活をしていくこと自体が困難になってしまうのです。恐ろしい。

もちろん十分な蓄えがある人は収入がなくても一年くらいは生きられるかもしれませんが、会社という後ろ盾が無くなったあなたを襲うのは、猛烈な不安でです。収入を自分で生み出すために頑張り続ける覚悟がある人が、起業を目指すのが大切なのかもしれませんね。

 

起業のデメリットまとめ

起業のデメリットは

①後ろ盾がなくなります。【信頼はこれから構築】

②人脈がリセットされてしまいます。【新しい出会いを求める事が必須】

③自分で働かないと給与が出ません。【お金を生み出すなら休みなんて関係ありません】

の3つでした。

 

ここまでに、例も含めてメリットとデメリットを詳しく解説してきましたので、忘れないように一度まとめておこうと思います。

 

起業には【リスク】がつきもの それでも起業したい?

ここまで読んでくださった方には、起業についての大まかなメリットとデメリットについては理解出来たのではないかと思います。

 

一度まとめると、起業とは【自分の責任で、自分で事業を始めて生計を立てること】です。

 

起業のメリットの面を知れば知るほど起業には多くの魅力が存在します。

【好きな場所で好きな時に好きな人と仕事が出来て、収入も自分次第で大きく出来る】

と聞いて、もしそれが本当に実現する事が出来たら。。。凄く理想的な人生ですよね。

 

しかし、先ほどもデメリットの面でご説明したように

起業には多くの制約から解放される反面、様々なリスクが存在します。

【後ろ盾や元々の人脈が薄くなり、安定収入は入らない可能性もある】と言うのは本当です。

 

こう言ったリスクを十分考慮に入れても「独立起業して、自由に生きたいな」と思えれば、起業という選択肢について考えてみることはアリですね。

 

行動を起こす事で人生の進み方は180度変わります。是非、「会社に行くのが辛い」「上司との関係が改善しない」「自由に生きたい」と思っている方は起業という選択肢を考えてみてください。

 

【好きな時に好きな人と好きな場所で。】

 

これがあなたの歩みたい人生ではありませんか?

自分に素直になって考え始めれば、独立して起業も考えられると思います。今すぐ答えは出なくてもいいかもしれませんが、数十年先をと考えれば、どこかで思い切りよく踏み出せば人生が一変するかもしれませんよ。

 

ではまた。

 

 

これより下のリンクは、メリットとデメリットを理解し【それでも起業してみたいな】と思った方だけ読んでください。

 

※具体的な起業の手順についての解説はこちら

【簡単】誰でも出来る起業の仕方と手順を詳しく解説【必要なのは覚悟だけ】

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【起業の仕方】個人事業主と法人の初期費用・税金・資金調達を徹底比較!

 

 

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